第２回CID Clubなんでも症例検討会開催報告
去る令和５年６月27日火曜日、第２回CID Clubなんでも症例検討会Zoomにて開催されCID Club理事をはじめCID Club会員約２０名の参加を数え盛況に開催することができました。会員で相談症例を提示していただいた３名の先生、・相原一雅先生「上顎犬歯部位におけるGBR症例」、・原一史先生「＃２１保存不可能歯に対する補綴治療計画のご相談」、・堀良彦先生「審美治療における再治療について」という演題でのご相談ありがとうございました。
どなたの提示症例も、臨床家であればさてどうしようかな、治療計画は何がベストなのかと考えてしまうものでありました。症例についてさまざまな臨床的な意見が出て、予知性、現在の方向性やトレンドはなんなのか等、症例について考える事ができたなと思いました。自分の目の前の症例ではありませんが、難題を共有することができなので大変勉強になりました。感じたことは、自分自信の症例ではないからこそ、より自由な発想になれ、治療の計画のみに思考を展開できたということです。自院の患者さんだと、治療計画に集中できず、その方の背景、経済力、家族のことなど考えてしまう傾向があるからです。約２時間に及ぶ相談会でしたが、有意義な時間となりましたことをご報告いたします。
会員の先生で、相談したい症例があれば適宜その対応をしたいとも考えております。その時は、事務局にご連絡ください。
次回は11月頃に開催予定ですのでご案内配信をご注意ください。
担当理事小川秀仁